踊場駅に伝わるお話が
「月刊Cats」に掲載されました!

昔は東海道の宿場町として栄え、今も着々と成長を続ける街、戸塚に横浜市営地下鉄「踊場(おどりば)駅」という、何ともユニークな駅名があるのをご存知ですか?

もともと「踊場」は、戸塚と長後間を結ぶ県道が出来るまで、くねくねとした山間の道端にある広場だったそうですが、実はこの名前、むかしから伝わる民話に由来があるとのことでした。「昔々、猫たちが集まっては、夜な夜な手ぬぐいをかぶってみんなで踊って楽しんでいた…」というお話のとおり、現在もその名残を残す「碑」もありますが、実は踊場駅にもたくさんの可愛い猫達が、今も踊りを楽しんでいるのです!改札をでたところから駅舎まで、すべてが踊っている猫、猫、猫。

そんな「猫だらけ」のかわいい駅があると、月刊Catsで話題 になり、踊る猫のオブジェの写真とともに紹介されました。
あなたも猫好きでしたら、ぜひ確かめに行ってみませんか?

月刊「Cats」〜猫とくらすしあわせ〜
定価: 780円 (本体743円+消費税)
株式会社緑書房発行。全国書店で発売中!

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「踊場」という地名の由来は…神奈川に昔から伝わる民話です。

昔々、戸塚に水本屋(みずもとや)という醤油屋がありました。そこでは干してあった手ぬぐいが毎晩1本ずつなくなっていくという、おかしなことが起こっていました。

その店の小僧がある晩、見張っていると、なんと飼い猫のトラが手ぬぐいをくわえて外へ飛び出していくではありませんか!それを聞いた店の主人はトラの行動を不思議に思っていましたが、次の晩、月夜の道を歩いていると、たくさんの猫たちが手ぬぐいを「姉さん被り」にして踊っているのを見つけたのです。

しばらくすると、猫たちが「今夜はトラがいないぞ」「どうしたんだろう」「トラがいないと笛がないから、調子が合わないな」と話はじめました。そこに一ぴきの猫がやってきて「今夜は家で熱い『おじや』を食べて舌をやけどしてしまったから、悪いけど笛は吹けないな」と言うのです。主人がよく見てみると、まぎれもなく飼い猫のトラでした。

驚いて家に飛んで帰った主人は「今夜はトラに熱いおじやを食べさせたか」と聞くと、おかみさんは「はい、食べさせましたよ」と応えるのです。「やはりそうだったのか!手ぬぐいのなくなった訳がわかったぞ」と、店の者達にもさっきの話をしたのです。

その話は村中に噂が広まり、こっそり見に行くものもいましたが、それに気づいた猫たちは姿を見せなくなってしまいました。そんなことから、猫たちが頭に手ぬぐいをかぶっておどっていた所を、踊り場とよぶようになったそうです。

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